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舌平目

魚たちは長い間不満をつのらせていた。なぜならば魚たちの国は秩序が乱れていたのだ。誰一人他の人のために道を開ける者はおらず、皆が思うがままに右へ左へと泳いだ。 2人で一緒にいようとする人たちの間を突き抜けたり、行く手を阻ん… 続きを読む 舌平目

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天国へ行った小作人

ある日信心深い一人の貧しい小作人が死んだ。彼は天国の門の前にたどり着いた。ちょうどそのとき、裕福な地主が同じ場所に現れた。彼もまた天国へと行きたがっていた。すると聖ペテロが鍵を持って現れ、天国への扉を開けた。そして地主を… 続きを読む 天国へ行った小作人

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旅にでる

あるところに貧しい女がいた。その女の息子は旅に出たがっていた。でも母は言った。「お前はどうやって旅に出るんだい?お前にあげられるお金なんて全くないんだよ。」 そして、息子は言った。「僕は自分でなんとかするよ。僕はいつも、… 続きを読む 旅にでる

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机の上のパンのかけら

田舎者の男は飼っている子犬達に「家主の女性はお出かけ中だから家に入って机の上のパンの残りを食べたに客室へ入ってこい。」と言いました。 すると子犬は「いいえ、結構です。家主の女性に見つかったら怒られてしまいます。」と言いま… 続きを読む 机の上のパンのかけら

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謎めいたお話

草原に咲いた花に変えられた三人の女性がいました。しかし、一人の女性だけは夜になると家に帰ることが許されていました。 ある時、夜明けが近づき、また仲間のいる草原に戻る時、その女性は「花がしぼむ午後に来て、私を見つけてくれた… 続きを読む 謎めいたお話

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ふくろう

200年か300年も前のこと、まだ人々が今ほどずるくも悪くもなかった時代に、ある小さな町でちょっと変わった出来事が起こりました。 いくつかの不運が重なり、ミミズクと呼ばれる一匹の大フクロウが近所の森からやってきて、夜のう… 続きを読む ふくろう

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賢い召使

一家の主人にとって、賢明な召使を雇うことはなんと幸運なことで、家の中のことがすべてなんとも首尾よく片付くのです。それはどんな召使いかと言いますと、主人の命令に良く耳を傾け、主人の命令には従わないのですが、自分の中にある知… 続きを読む 賢い召使

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くすねた銅貨

ある日、お父さんは妻と子どもたちと一緒に食卓を囲んでいました。その食卓には仲の良い友人も一緒でした。みんなで食卓を囲んでいたところ、時計が12時を打ちました。すると、ドアが開き、雪のように白い服を着た、とても青白い顔の子… 続きを読む くすねた銅貨

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麦の穂

むかしむかし、神がまだ地球上を歩いていたころのお話です。そのころの大地の恵みは今よりももっと素晴らしいものでした。麦の穂は50、60粒ではなく400、あるいは500粒もついていました。 成長した茎の下から一番上まで、びっ… 続きを読む 麦の穂

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おやゆびこぞう

昔あるところに貧しい農夫がおりました。 農夫は暖炉の火をいじりながら、そばに座って糸を紡いでいる妻に言いました。 「子供がいないなんて、本当に寂しいことだな。 わが家はしんとしているのに、ほかの家からは、はつらつとした楽… 続きを読む おやゆびこぞう

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馬のひずめ

ある商人は健全な仕事をしていました。品物を売っては金や銀をお金を入れる袋に入れて、その袋を並べておいていました。それから商人はそろそろ家へ帰る準備をし、夕方までには家に戻るようにしようと思いました。馬にくくりつけている荷… 続きを読む 馬のひずめ

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黄金の鍵

冬が訪れ、深い雪が大地を覆うころ、ある貧しい男の子はそりに乗って薪(まき)を集めに森へと出かけなければなりませんでした。男の子は薪を集め、その集めた薪を束ね、そして祈りました。 あまりの寒さに凍りつきそうになりましたが、… 続きを読む 黄金の鍵

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黄金の鳥

昔王様がいて、宮殿の裏に金のリンゴが実る木がある美しい庭園をもっていました。リンゴが熟してくると数がかぞえられたのだが、まさにその翌朝、1つなくなっていました。 このことが王様に告げられ、王様は木の下で毎晩見張りをし続け… 続きを読む 黄金の鳥

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土まんじゅう

裕福な農民はある日、庭に立って畑と庭を見ていました。麦は力強く大きくのび、果樹には果物がどっさりとついていました。一年前の穀物はまだ床に計り知れないほどの山になって置かれているのでたるきがそれに耐えられないくらいでした。… 続きを読む 土まんじゅう

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賢いグレーテル

昔あるところに、グレーテルという一人の料理人がいました。赤いバラの花飾りの付いた靴を履き、その靴で外を歩くと、あっちこっちと回りながら、「あなたは本当に素敵だわ!」と心の中で思っていました。 そして家へ帰ると、とてもいい… 続きを読む 賢いグレーテル

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6羽の白鳥

昔々あるところに、王様が広い森で狩りをしていました。王様はとても熱心に動物を追いかけていたので、お付きの人たちは誰も王様についていくことができませんでした。夜が近づくにつれて、王様は、はっとして辺りを見回しました。そして… 続きを読む 6羽の白鳥

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布きれ

昔あるところに見た目は可愛らしいがだらしない性格の少女がいた。少女は糸を紡ぐのにイライラし、亜麻にちょっとした結び目でもあるとすぐに周りの糸ごと引き抜いて地面に撒き散らしてしまった。 少女には真面目な召使いがおり、召使い… 続きを読む 布きれ

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花嫁選び

昔あるところに若い羊飼いがいた。結婚をずっと夢見ていた彼はある三人の姉妹と知り合った。三人ともみな可愛らしいため彼は選ぶのに苦労し、結局決めることができなかった。彼はその姉妹たちの母親に助言を求めた。 すると母親は言った… 続きを読む 花嫁選び

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物乞いのおばあさん

昔あるところに一人のおばあさんがいた。この時代おばあさんが物乞いをするのはありふれた光景だっただろう。このおばあさんも同じように物乞いをしていた。彼女は人から物を譲ってもらうと「あなたに神のご加護あれ。」と言った。 ある… 続きを読む 物乞いのおばあさん