愛国歌小観

今日は愛國歌について一言を徴せられたが、大東亞戰爭の勃發して以來、國民が奮つて愛國歌を讀み、朗誦し、萬葉集に載つた、『海ゆかば水漬く屍山ゆかば草むす屍大皇の邊にこそ死なめ顧みは爲じ』や、『けふよりは顧みなくて大君の醜の御… 続きを読む 愛国歌小観

愛国百人一首評釈

大宮の内まで聞ゆ網引すと網子ととのふる海人の呼び聲長奧麻呂 この歌は長忌寸奧麻呂(傳記未詳)が文武天皇三年正月、難波宮に行幸あそばした時に供奉して、詔を奉じて詠んだものである。(大體さういふ學説になつてゐる)。 一首の意… 続きを読む 愛国百人一首評釈