『愛と認識との出発』の解説
倉田百三の二十一歳頃から約十年に渡って書かれたエッセイ集。阿部次郎の「三太郎の日記」と共に、かつて青春時代の必読書とされた。今読み返すと、その内容は古色蒼然としたものであるかもしれないが、その真摯な真実追究の姿勢と熱意には圧倒される。(小林繁雄)
倉田百三の二十一歳頃から約十年に渡って書かれたエッセイ集。阿部次郎の「三太郎の日記」と共に、かつて青春時代の必読書とされた。今読み返すと、その内容は古色蒼然としたものであるかもしれないが、その真摯な真実追究の姿勢と熱意には圧倒される。(小林繁雄)