プロメーテウスと2つの道

『プロメーテウスと2つの道』の全文

ゼウスはかつて人間に2つの道を見せるようプロメーテウスに命令しました。1つは自由の道、もう1つは奴隷の道です。

プロメーテウスは初め、飲み水がどこにもなく、イバラだらけで、四方が危険で囲まれた、険しく、通行できず急勾配な、自由の道を作りました。しかしながら、しだいにその道は果樹や水路で覆われた緩やかで平坦な小道になりました。従って、悲惨な経験は自由を手にする者たちにとって休養に終わりました。

反対に奴隷の道は、初めは緩やかな平坦で、見ていてとても気持ちのよい花がたくさん咲いていましたが、終わりは通行できずで、急勾配な、八方塞がりになっていきました。

『プロメーテウスと2つの道』の解説

注:この寓話の他の翻訳(写本「G」)は、プロメテウスではなく運命の女神テユケ―が由縁されています。この物語とヘラクレスが2つの道を選ぶ有名な話は明らかにある類似点があります。(参照:クセノポン著『ソクラテスの思い出』第2巻1章21節、ヘーシオドス著『仕事と日』285節)

  • タイトルプロメーテウスと2つの道
  • 書籍名プロメーテウスと2つの道
  • 著作者イソップ(アイソーポス)
  • 制作年?
  • 製作国不明
  • 著作権状態パブリック・ドメイン
  • 投稿日