ゼウスと陶器の破片

『ゼウスと陶器の破片』の全文

ゼウスはヘルメスに人々の罪や悪事を陶器の破片に書き記し、指示した箱に積み重ねて入れるようにと命じました。

そうすればゼウスはその破片を読んで、それぞれの人に相応しい罰を正確に計ることが出来るからです。

陶器の破片はゼウスが調べるまですべて、次々に積み重ねられるため、ゼウスはすぐに仕事に取り掛かかることもあれば、時間が掛かることもあります。

つまり急ぎで罪を犯した悪人が、随分後になるまで罰せられないというのは、驚くべきことではありません。

『ゼウスと陶器の破片』の解説

注:古代ギリシアで陶器の破片は、筆記用具として使われ、最も注目すべきは投票の記録のためのものでした。よって陶器の破片という意味のギリシア語ostracaは、投票で誰かを追放するという意味の英語ostracism「オストラシズム」のもとになっています。

  • タイトルゼウスと陶器の破片
  • 書籍名ゼウスと陶器の破片
  • 著作者イソップ(アイソーポス)
  • 制作年?
  • 製作国不明
  • 著作権状態パブリック・ドメイン
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