泥棒とランプ

『泥棒とランプ』の全文

ある泥棒はユピテルの神殿から自分のランプに火をつけ、その明かりを使って神を強奪しました。

泥棒が神聖冒涜の盗品を持って立ち去ったとき、聖なる神が突然自ら話し始めました。

「それらの賜物は悪人に盗まれ私にとっては憎むところですが(そのため私は泥棒を決して怒らせることはありません)、にもかかわらず、あなたのような悪人は、課せられた罰がやって来てときには、命を持ってこの代償を払うことになるでしょう!しかしながら、信心深い人が大いなる神を崇拝するのに用いるこの火は、決して犯罪の道を照らす役目はしないでしょう。これによって、私はそのような明かりの往来を禁止します。」

このようなわけで今日でさえ、神にとって神聖な火からランプに火をつけたりする人はもういないかもしれませんし、ランプの火から神聖な火をつけたりすることは許されていません。

この寓話を考案した著者のみが、この物語に含まれるたくさんの役立つ教訓を教えることが出来ます。まず初めは、あなたが援助している人はよくあなたの最大の敵になるという事です。次に、犯罪は神の怒りによって罰せられるだけでなく、その時の運命によって定められるという事です。最後に、善人は悪人と何か接点を持ってはいけないという事です。

『泥棒とランプ』の解説

  • タイトル泥棒とランプ
  • 書籍名泥棒とランプ
  • 著作者イソップ(アイソーポス)
  • 制作年?
  • 製作国不明
  • 著作権状態パブリック・ドメイン
  • 更新日
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