ネズミとイタチ

『ネズミとイタチ』の全文

ネズミとイタチの間で戦争が起こりました。

ネズミは力では劣り、自分たちの圧倒的な弱さと臆病が不利だと気づいたとき、戦争の指揮を取ってくれる総督や将官を選びました。総督たちは他のネズミよりも優れて目立ちたかったので、頭の上に角をかぶりました。

それからイタチはもう一度ネズミを攻撃すると完敗させました。他のネズミはあわてて逃げると、隠れ場所に用意していたネズミの穴に簡単に入りました。

しかしながら総督たちは、最初に隠れ場所の穴に着いたのにもかかわらず、頭にかぶった角のせいで中に入ることが出来ませんでした。なのでイタチはネズミの総督たちを捕らえ死に葬ることが出来ました。

この寓話は、やって来る戦いに備えて平凡な智恵で兵士を励ます総督は、災難を引き起こすことがあると示しています。

『ネズミとイタチ』の解説

注:『パイドロス』4章p.6の翻訳は、この寓話がよく「酒場にペンキで描かれていた」と述べているので、人気があったに違いありません。雄鹿の角が欲しかったノウサギについての寓話は511番を参照してください。

  • タイトルネズミとイタチ
  • 書籍名ネズミとイタチ
  • 著作者イソップ(アイソーポス)
  • 制作年?
  • 製作国不明
  • 著作権状態パブリック・ドメイン
  • 投稿日