野ウサギとカエル(Alba, H.A.)

『野ウサギとカエル(Alba, H.A.)』の全文

野ウサギの物語はしばしば不幸な人たちに対する慰めとなっています。

野ウサギたちは自分たちの心中について決議を取り、皆で死ぬことがすぐに可決されました。後はそのための場所を決めるだけです。野ウサギたちは池が適していると結論付けたので、早速池のある方角に向かって行きました。

池の土手に住んでいたカエルたちは野ウサギたちが向かってくる足音に堪えられず、水中へ跳び込んで行きました。野ウサギの年寄りの一匹がカエルたちの姿を見て言いました。「今回の心中に関する決議を白紙にする! 見よ、我らよりもよっぽど臆病な生き物があそこにいるぞ!」

自分が不幸だと思った時にはいつも、それよりも悪い立場にいる人々の姿が慰めになるものです。

『野ウサギとカエル(Alba, H.A.)』の解説

  • タイトル野ウサギとカエル(Alba, H.A.)
  • 書籍名野ウサギとカエル(Alba, H.A.)
  • 著作者イソップ(アイソーポス)
  • 制作年?
  • 製作国不明
  • 著作権状態パブリック・ドメイン
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