ブユと牡牛(Alba, H.A.)

『ブユと牡牛(Alba, H.A.)』の全文

ブユが牛にどちらが強いか戦いを挑むと、皆はその戦いを見物しに集まりました。するとブユは牡牛に言いました。「僕は君が挑戦を受けてくれただけで満足なんだよ。これで君と僕は対等の立場になるのさ。君がそれを受け入れたのだからね!」 ブユは自分の羽をきらめかせながら宙に舞い上がり、牡牛が戦おうとするのをそっちのけでそのまま観客とじゃれ合いはじめました。

もし牡牛が自分の大きさを自覚していれば、彼にとって取るに足らないような生き物と対決することもなかったでしょうし、この失礼な生き物が自慢することは何一つなかったでしょう。格下の者との戦いは自らの評判を下げることになります。

『ブユと牡牛(Alba, H.A.)』の解説

  • タイトルブユと牡牛(Alba, H.A.)
  • 書籍名ブユと牡牛(Alba, H.A.)
  • 著作者イソップ(アイソーポス)
  • 制作年?
  • 製作国不明
  • 著作権状態パブリック・ドメイン
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