牡牛とネズミ

『牡牛とネズミ』の全文

牡牛が一匹のネズミに噛まれてしまいました。噛まれたところがずきずき痛み、牡牛はネズミを追いかけ始めました。しかし牡牛にとってネズミはあまりにもすばしっこくて、ネズミに巣穴の深いところにまで逃げ込まれてしまいました。牡牛は巣穴のある壁の前に立ち止まって、その角で壁を壊し始めましたが、とうとう疲れてしゃがみ込み、そのままネズミの巣穴の真横で眠りだしました。

するとネズミは巣穴から出てきて、牡牛によじ登って再び噛み、すぐに巣穴へと戻って行きました。牡牛はびっくりして飛び起きましたが最早どうすることもできませんでした。ネズミはこう言いました。「大きい者が常に強いとは限らないんだぞ。時として、目立たず小さいことが強さになることもあるのさ」

『牡牛とネズミ』の解説

  • タイトル牡牛とネズミ
  • 書籍名牡牛とネズミ
  • 著作者イソップ(アイソーポス)
  • 制作年?
  • 製作国不明
  • 著作権状態パブリック・ドメイン
  • 更新日
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